渓流釣りには必須とも言えるランディングネット。
ランディングネット選びの参考にしていただけると幸いです。
目次
- ランディングネットが必要な理由
- おすすめのランディングネット
- おわりに
ランディングネットが必要な理由
写真を撮るため
一言で言うと、「綺麗な渓魚を写真に撮るため」です。
渓魚を釣った直後は、渓魚は暴れます。
綺麗な写真を撮るためには、しばらく渓魚を休ませてあげなければなりません。
ランディングネットがあれば、渓魚を掬った後、水につけてしばらく休ませて、落ち着かせることができます。

ランディングネットがなければ、石でプールを作って休ませて上げることもできますが、手間がかかりますし、せっかく釣った渓魚が脱走する可能性もあります。
ランディングネット自体も写真取りたい
これは私の趣味嗜好ですが、かっこいいランディングネット自体も写真に撮りたいのです。
渓流の魚は本当に綺麗です。
そんな綺麗な魚を、かっこいいランディングネットと一緒に写真に撮る。
釣るだけが渓流釣りの楽しみではありません。
おすすめのランディングネット
折り畳めるタイプがおすすめ
渓流釣りにおすすめなのが、折り畳めるタイプのランディングネットです。
何よりも、折り畳めるランディングネットを選ぶ理由は、コンパクトが故に遡行時に邪魔にならず、なくす心配がほぼないということです。
折りたたみではないランディングネットも、もちろんかっこいいのです。
私も当初は折りたたみでないランディングネットを、ベストやカバンにマグネットリリーサーで付けていました。
しかし、釣りや遡行に夢中になるあまり、なくしてしまったのです。
まあ、ランディングネットコードを付けておけば、コードが切れない限り大丈夫ですが、遡行中に落として傷がついたりしますし、プラプラして木にひっかかったりと、遡行の邪魔になることが多々あります。
私は源流域での釣りがメインなので、折り畳めるランディングネット一択です。
おすすめの折り畳めるランディングネット
私が愛用しているのは、Handy Pak Netのインスタネットです。

初心者さんにはこれ一択です。
他のハンドメイドの物は、かっこいいですが、高価ですし、受注生産であったり、生産数が少なかったりと、おいそれと買えるものではありません。
それに比べ、インスタネットは、比較的安価ですし、ネットショッピングならすぐに買えます。
かっこよさも充分です。
私は、Sサイズのクレモナネット、プラスチックハンドルです。
ケースは革と悩みましたが、革ケースは他にもかっこいいのが売ってますから、とりあえずプラスチックのケースにしました。
現在もプラスチックのケースを使用していますが、メンテナンスフリーですし、色や柄が案外かっこいいです。
ただ、ハンドルは近々変えたいと思っています。
やっぱり渓魚を写真に撮る際には、ハンドルは木の方が、綺麗に撮れると思います。
ネットのサイズは、釣れる魚のサイズにもよりますが、源流域ではSサイズでも大きいくらいです。
若干のカスタム
私は、このように、

フレームを通常より中に入れて(通常はハンドル内上部のYの字の少し下までしかフレームは入っていません)、サイズを小さくしています。

内径約28センチ。
こうすれば、本州渓流、特に源流部のアベレージサイズの魚が綺麗に撮れます。
ただ、この改造は結構力が要りますし、耐久性は不明です。
とりあえず、一年間使いましたが、壊れたりはしませんでした。
デメリットとしては、フレームを短くした分、折り畳んだときに、少し嵩が増します。
プラスチックのケースであれば、なんの問題なく入りますが、純正の革ケースではどうなるかわかりません。
また、こんな感じに、

フレームが曲がって浮いてしまいますが、現場では石などを使って押さえれば大丈夫です。
ネットの種類は、クレモナ、ナイロン、メッシュ、ラバーとありますが、これはどれでも好きなものを選べばいいと思います。
別売りの物を付け替えることもできますので、色々な楽しみ方ができるのも、インスタネットのいい所です。
おわりに
ランディングネットは、アングラーにとってだけではなく、渓魚のためにも必須だと思います。
「魚にとって」というところで、クレモナネットかラバーネットかでよく論争になっています。
私はラバーネットを使ったことがないので、来年はラバーネットを試しに使ってみようかと考えています。
いずれにしても、ランディングネットを使って、美しい渓魚の生命感溢れる姿を写真におさめたいです。
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