アンバサダー2500c 渓流カスタム 最低限!(軽量スプール、ハイスピードギア)

道具
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目次

  1. この記事を読んでいただける方へ
  2. 結論(軽量スプール必須、できればハイスピードギアも)
  3. 軽量スプールが必要な理由、組み方
  4. ハイスピードギアが必要な理由
  5. まとめ

1    この記事を読んでいただける方へ

アンバサダー2500cでの渓流ベイトを始めよう!と思ったときに、

「アンバサダー2500cを買ったはいいけど、渓流で使うにはカスタムパーツが必要なの?」

「ノーマルでは渓流で使えないの?」

「最低限必要なパーツは何?」

という疑問が出てくるかと思います。

私も、渓流でアンバサダー2500cを使いたい!と思い、3年前にアンバサダーを買いました。

当時は2万円もしませんでしたが、今(2021年9月)は相場がかなり上がっています。

「ロッドも必要だし、まずは最低限のカスタムでやってみたい!」

リーマンアングラーの私も、当時そう思っていました。

アンバサダー2500cによる渓流ベイト初心者+αの私が、そんな初心者の方に役立てる内容になればと思っています。

2    結論

ノーマルのままでは、渓流ベイトに限っては、おススメできません。

5g以上のルアーを使うのであれば可能であるとは思いますが、渓流で使うルアーは5g以下がほとんどです。

相当なテクニシャンであれば、5g以下のルアーでも可能であるとは思いますが…

そこで、最低限必要なカスタムパーツですが、それは、

軽量スプール

です。

まずはルアーを投げて水の中に入れなければ釣りになりません。

逆に言えば、ルアーを投げれさえすれば、釣りになる、つまり、釣れる可能性がある訳です。

その点において、軽量スプールが最低限必要なパーツであると私は考えます。

さらに、ルアーが水の中に入っても、ルアーがきちんと泳がなければ、釣れる可能性は低くなります。

その点から、できれば、ハイスピードギアも必要となってきます。

この二つで、およそ17,000円。

高っか・・・

しかし、アンバサダーでの渓流ルアーは最高ですよ!

3    軽量スプールが必要な理由

アンバサダー2500cでの渓流ベイトを始めるにあたって、最初からあれもこれもカスタムパーツを取り入れてしまうと、それだけでシマノの中堅リールが買えてしまうほどの出費になります。

私は、「そんな金ねえよ!ロッドもいるんだぞ!」と、泣きそうになりました。

そこで、「まずは最低限のカスタムで始めたい!」と思っている方が買うべきは、

軽量スプール

です。

理由(軽いスプール→軽いルアーを投げられる)

まず、ルアーを投げるにあたっては、スプールが回転しなけばなりません。

そのスプールが重いということは、それだけスプールを回転させる力が必要になります。

重たいルアーであれば、その力を出せる訳ですが、渓流で使う5g以下のルアーでは、ノーマルのアンバサダーのスプールを回転させる力はありません。

ブレーキをゼロにすれば、投げられないことはないですが、相当なテクニシャンでないと、バックラッシュの嵐です。

私は、ノーマルで挑戦して、バックラッシュを直しているうちにルアーが根がかりしてロストするわ、バックラッシュの直しすぎで指の皮がめくれるわで悲惨でした。

軽量スプール必須という訳です。

そこで、まずはノーマル状態のアンバサダー2500cを見てみましょう。

アンバサダー2500cは、もともと渓流用のリールとして発売されていませんから、このように、スプールの溝が深いです。

それだけ多くのラインを巻くことができますが、渓流で必要なラインは多くても50mくらいでしょうから、ここまで深い溝のスプールは必要ありません。

スプールの重量は、

単体で17gもあり、これにさらにラインを巻くわけですから、これよりも重くなります。

次に、軽量スプールをカスタムしたアンバサダー2500cを見てみましょう。

かっこいい…

それはさておき、スプール単体はこれです。

私は、アベイルさんのMicrocastSpool AMB2520Rを使っています。

ほぼこれ一択でしょう。

数字末尾の「20」が、溝の深さが2mmを表しています。

渓流~源流釣りでは、2mmでいいと思います。

アベイルさんの軽量スプールは

と、ノーマルのスプールとの差は9g。

ラインを巻く量も最低限で抑えられますから、その差は歴然です。

9gというと大したことないように感じますが、アベイルさんの軽量スプールを手に取ってみると、びっくりするくらい軽いです。

そりゃ軽いルアー飛ぶわ!って納得できます。

パーツの組み方

パーツの組み方は簡単で、入れ替えるだけです。

まずは、ギアボックスの方を開けていきます。

ギザギザの出っ張り2つを外します。

外すとこんな感じです。

スプールは引っ張れば抜けます。

そして、遠心ブレーキを外します。

短い方のシャフトに付いてるこれです。

結構固い場合があるので、その場合はマイナスドライバー等を隙間に入れて抜いてください。

その際遠心ブレーキが飛んでいかないようにティッシュを被せるなどして防止してください。

そして、軽量スプールに遠心ブレーキを組み込みます。

ぶすっとな。

そして、スプールをもとに戻せば完成です。

たったこれだけです。

これで、最低限渓流で使えます。

4    できればハイスピードギアも

さらに、軽量スプールと同じくらい必須とも言えるのが、ハイスピードギアです。

ギア比がどうとか難しい話はいいとして、とにかく、ノーマルのアンバサダーを渓流で使った方はお分かりでしょうが、

巻いても巻いてもルアーがなかなか帰ってこない!

んです。

渓流ルアーでは、下流から上流に向かって投げるのが基本となりますが、ノーマルのギアだと、巻いても巻いてもルアーが本来の泳ぎをすることなく、流れに乗って流されてきます。

流れのゆるいところでればノーマルでも釣りになりますが、流れの速いところだと釣りになりません。

私はノーマルのギアで挑戦して、流れに負けまいと必死になって巻いた結果、次の日上半身が筋肉痛になりました。

毎度毎度全力で巻くことなんかできません。

すぐに疲れます。

ハイスピードギアにカスタムすれば、相当流れが速いところでなければ、大体カバーできます。

このような理由から、できればハイスピードギアもカスタムしたいところです。

しかし、このアベイルさんのハイスピードギア、常に品薄で、在庫ありになったとしても、すぐに売り切れてしまいます。

私は、買うと決めてからは、毎日ホームページをチェックして「在庫あり」かどうかを確認していましたから、買うと決めた方は毎日チェックしてもいいと思います。

ハイスピードギアを買ったはいいけど組み方がわからん!という方は、

カスケットさんのホームページを見てください!笑

TUNED ABU 2500という所に、かなり分かりやすく説明が載ってます。

私もいずれはここのパーツ全部カスタムしたいです…

6    まとめ

この記事では、渓流アンバサダー2500cを渓流ベイトカスタムするために、まずは最低限必要なパーツと、実体験を交えて必要な理由を書きました。

アンバサダー2500cを買ったばかりで金ないよ!って方は、軽量スプールだけでもカスタムしてみてください。

軽量スプール、ハイスピードギアのカスタム費用は17,000円と高く感じますが、アンバサダー2500cは釣り人生の一生をかけて使いたくなるほどの最高のリールです。

アンバサダーでなければ、今後何回もリールを買い替えているでしょうから、そのことを考えれば17,000円でも安いのではないでしょうか。

一緒にアンバサダー2500cで渓流を楽しみましょう!

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